呪いのビデオ Part 67 レビュー【チーズフォンデュそっと噛み締め女子】
菊池政権のもと、本作から三部にわたってエピソード「禁忌」が始まります。
邪心も人形ノ家もどこかツメが甘いと感じる菊池政権ですがどうでしょうか。
では、いきます。
目次
ロッククライミング
レベル : ★★☆☆☆
内容
近所の岩場でロッククライミングの練習中に、岩の上から人と思しき影が何度か落下する。
感想
以前に紹介したPart 25にも同名の『ロッククライミング』という映像があります。
呪いのビデオ Part 25 レビュー【宮崎から帰って来た男の末路】 - ほんとにあった!呪いのブログ
人の影が落下して下に死体が転がっている様子は恐怖映像というより事故映像、もしくは衝撃映像の類ですかね。
以前に紹介した『花火の上』を彷彿とさせる感じるですかね。
怖いとは思いません。
奇怪な過去
レベル : ★★★★☆
内容
Part 52に収録されている『奇怪な未来』。
投稿者の柴崎さんが湖に遊びに行った際に撮影された映像に柴崎さんらしき人物が首を吊るというような不可解な映像が紛れていた。
呪いのビデオ Part 52 レビュー【奇K児伝説と井ノ上の似顔絵、そして帰って来た “あの” 恐怖が再び…】 - ほんとにあった!呪いのブログ
その問題の映像の日付である2015年7月16日が訪れようとしていた。
念のため、柴崎さんには一ヶ月前には連絡を入れるように話していたが連絡が来ない。
そして従姉妹にあたる角井さんという女性から行方不明になっていると聞かされる。
柴崎さんの部屋には「託児所」や「虐待」といった新聞の記事が貼られたノートがあり何かに取り憑かれたように調べていたのだという。
そしてPart 52の投稿映像は不可解な変貌を遂げて、首吊りから地面に血を流し横たわる柴崎さんという内容になっていたという。
角井さんから受け取ったVHSのテープには「かいてい」「かりてい」とも読める歪な平仮名が綴られていた。
柴崎さんの姉・千幸さんは弟の昔の話を教えてくれた。
それは昔、彼は託児所に預けられていた事があり、滑り台から落下し生死の瀬戸際を彷徨ったことがあったという。
それからというのも存在しない「おばあちゃん」を怖がるようになっていった。
その後、その託児所があった場所の付近では戦後に30代の女が夫の連れ子である知的障害のある次女を絞殺したという事件があり、当初は口減らしとして捜査された。
しかしおぞましいことに女は次女の死体を鍋で煮込み、家族に山羊の肉と偽り食事に出していたというのである。
そうこう調べているうちに7月16日がやってきてしまう。
翌日、7月17日に千幸さんから思いもよらぬ連絡が入る。
柴崎さんが死体で見つかったとの事であった。
雑居ビルの屋上から飛び降りたという。
彼が死亡した今、確証はないものの推論としては
子供の頃、柴崎さんは託児所の滑り台から転落し、生死の境を彷徨うが運よく生還を遂げた柴崎さんはこの世ならざる死神のような者に、命を狙われることになった。
事故後、柴崎さんが恐れるようになった『おばあちゃん』という存在は、死神的のような存在であったと推論。
彼の死は決まっていたのだろうか。
ここで角井さんから受け取った映像が公開される。
どこかの託児所のような場所。階段とベビーベッドのある部屋が交互に映し出される。
終始不気味な鼻歌(?)、呻き声のようなものが響き、ベビーベッドの部屋には死んだような女の子の姿が3つほどある。
すると階段から影がこちらへと向かっている。
一方でベビーベッドの間から女の子の胸あたりを掴む無数の腕のようなものが記録されていた。
感想
エッッッロ!!
ロリコンの霊?
とはいえかなり不気味です。
影は全然確認出来ませんでしたが。
問題のベビーベッドの部屋ですが、ドイツの惨殺事件現場に酷似しているように見えます。
母親の子殺し事件としてネットでもトラウマとして有名ですよね。
にしても、死んでしまったかぁ…。
あの後気になってたんですよね。
ファイナルディスティネーションみたいな展開。
それよりも7月のはずなのにみんなえらい冬服なんですが…。
合唱
レベル : ★★☆☆☆
内容
投稿者が子供の頃に所属していた音楽教室のコンクールの様子を収めたビデオ。
コンサートホールの舞台で合唱をする彼らの背後に不気味な女の子の姿が現れる。
感想
これも過去作で同名のタイトルでありましたね。合唱。
それと似たり寄ったりで面白味はないけど初期にありがちな不気味さは少しあると思います。
シリーズ監視カメラ 扉
レベル : ★☆☆☆☆
内容
町工場の倉庫の扉を映したカメラ映像。
業者が倉庫内からポリタンクを取り出して出て来る。扉を閉めようとするが途中から閉まらない。
業者が車を出すとヘッドライトに照らされた閉めかけの扉には人間と思しき影が挟まっていたのである。
感想
ゴーレムみたいな感じです。
特別高等警察の尋問とかってありますけど本当かよと思ってしまうほどよく分かりません。
人形焼
レベル : ★★★☆☆
内容
投稿者の石丸さんと友人の立花さん、鴨居さんが静岡県のとある海岸へ遊びに行った際の映像。
寒くなり火を起こす彼ら。
すると鴨居さんが焼べるものとして海岸に放置されたぬいぐるみや衣類、靴などを持ってきて焼べる。
炎が立ち上るとき、女性の悲鳴のようなものが聞こえてくる。
終盤、煙の切れ間に下半身のみの女性と思しき姿が見える。
その海岸には住み着いていた知的障害のホームレスがおり、地元の不良たちの虐めのターゲットになっていたというが…。
感想
いや、人形じゃないじゃん。ぬいぐるみじゃん。
「靴焼き」とか「衣類焼き」でも良かったのでは。
にしても胸糞悪い話です。平気で誰かのぬいぐるみを焼べる鴨居さんの言動には唖然ですよ。
人間の皮を被った鬼ですね。
岐阜でホームレスが地元の大学生に殺された胸糞事件を思い出しました。
ホームレスを虐め続けて死んでしまって、まさか死ぬとは思わなかったってあんたら大学生でしょ?どんな教育受けてたの?ってなるわけですよね。
死刑一択です。
テーブルゲーム
レベル : ★★★★☆
内容
投稿者が高校の時の仲間と都内の雀荘で麻雀をやっている際に撮影された映像。
投稿者が点棒を出す際にふと太ももあたりから子どもの顔が覗く。
かつてこの雀荘の常連客の男が育児放棄により幼い子供を殺しているといい、その男が投稿者と何処となく似ているというが…。
感想
「吊り橋」や「祭」を思い起こさせる気持ち悪い感じです。恐怖度も衝撃度もそれなりにあると思います。
ちなみに投稿者は上家に満貫でロン上がりされています。
禁忌 前編
レベル : ★★★★☆
内容
投稿者・戸松さんが友人達と八幡さんの家でチーズフォンデュパーティーをした時に不可解なものが記録されたとして投稿してきた。
その映像はローテーブルの向こうにある寝室の襖が開き男の顔のようなものがあるという。
これが撮影されたのが八幡さんの家であるため、八幡さんは以降隙間を異様に気にするようになり、私生活もままならない状態らしい。
スタッフが取材に訪れるとありとあらゆる隙間にガムテープや新聞紙を貼り巡らせていた。
近隣の人の聞き込みで、八幡さん宅前で立ち尽くす「婚約者」と名乗る人物がいた事があったという。
また、八幡さんの美大時代の同級生・石川さんによると下村さんという写真家の男性から写真のモデルを探しているということで、相談を持ちかけられたという。
それは異様であり処女であることも条件の1つだった。
下村さんに連絡を取るが一方的に切られてしまう。
問題の映像はチーズフォンデュを噛み締める八幡さんの背後の襖がゆっくり開き、這い蹲るように男と思しき影が出てきていた。
その後、戸松さんから緊急の連絡があり、八幡さんが首を吊って病院に運ばれたということであった。
感想
這って出てくる感じが結構不気味です。
それより八幡さんの雰囲気好きです。チーズフォンデュをそっと噛み締めて無言だったりとか、なんかまったりしてる感じですかね。
ほっこりしました。
次巻へ続く!
まとめ
奇怪な過去とテーブルゲームが印象的でした(それ以外は…)。
次回予告では中国由来の因習に発展しそうな禁忌もどうなるのか見所です。
ではまた!