呪いのビデオ Part 84 レビュー【ネクロマンサー磯貝】
前回83巻だったので今回はその続きである84巻をレビューします。当たり前のことかもしれませんが。
でもこの巻で「静止する身体」がひと段落つくので次はもっと先の巻を観ようかと思ってて。バラバラにレビューするのがこのブログのスタイル…。
で、最近「ホリミヤ」が本当に好きで何回でも見ちゃうくらいホリミヤ熱がすごくて、それでなかなか呪いのビデオの続きを見ようと思えなくて、、、
なんか前もこんな事書いてたような。
ホリミヤ、良いですよ。めっちゃキュンキュンする。宮村優しい。好き。吉川も好き。かわいい。井浦もかわいい。
前置きはこのくらいにしてレビュー参ります。
目次
真夜中の滑り台
レベル : ★★★☆☆
内容
友人と飲んでからまた飲み直そうと自宅へ向かう途中にある公園で遊ぶ投稿者たち。
その公園には大きな滑り台があり、無邪気に遊ぶ投稿者と友人。
途中友人が滑り台を滑り終わったところで急に体調崩してしまった。そのカメラには滑り台を滑る友人の前にこちらを睨んでいる女の顔が迫ってくる。
また滑り終わった後も滑り台の台の下に少女とおぼしき女の姿があった。
投稿者は救急車を呼ぶも、友人は搬送先の病院で何も異常はないと言われたというが今でも、とても人と話せる状況ではない状況下に置かれていると言う。
まさかカメラに映った存在が投稿者の友人の悲劇に関係している、とでもいうのだろうか…。
感想
迫ってくるタイプの映像が苦手な人ならこの映像はかなり怖いと思います。
最初は不自然な影を通過したな程度にしか思わなかったのですが、改めて静止してみると結構怖い顔してますね。
野外トイレ
レベル : ★★★☆☆
内容
投稿者がとある県に行った際、帰り道に催してトイレに行く投稿者。
そこは真っ暗でスマホのライトを付けたときに間違ってカ録画してしまったという映像。
投稿者曰く人の気配がしたらしく、しきりに気にする動作が確認できる。
男性用トイレで用を足すと離れる際、天井から逆さまになった男の爛れた焼死体のようなものが映る。
その後投稿者は左肩に痛みを感じ、さらにはハンドル操作を誤りガードレールに衝突してしまったという。
感想
なかなかインパクトのある映像ではあると思います。
66巻に収録されている「残留物」を彷彿とさせる感じかと。
ネットでも有名なクーパー家の写真みたいな感じです。
逆さまに映るというのはややありがちかなと。
リフト
レベル : ★★★☆☆
内容
とある山へ行った帰り、1人乗り用のリフトに乗った際の映像。
カメラがリフトの上部に立つ支柱(?)の鉄骨を見上げると隙間から片目が潰れている女性の顔が見えた。
その後投稿者の携帯に知らない番号から電話がかかってきて、出ると女の声で泣きながら「迎えに来てほしい」と繰り返し、切れてしまったようである…。
感想
リプレイを何度見ても気づきませんでした笑。
でもスローになった時にはっきり見えましたね。普通気づかんよこれ笑。
女の顔ですが正気のない(そりゃそうだが)不気味な顔をしてると思います。ただ、呪いのビデオシリーズでああいう顔どこかで見たような、妙な既視感がありました。
終・静止する身体 前編
レベル : -
内容
前回、電話で声を荒げていたのは相葉さんと言う男性であり磯貝さんが住んでいることになっている部屋の住人であった。
相葉さんに話をすると、磯貝さんと三橋さんとは、大学時代の同級生であった。
磯貝さんと相葉さんは三橋さんが出演する舞台を見に行ったことがあったという。
それをきっかけに、相葉さんは三橋さんと付き合うことになった。
結局、相葉さんは三橋さんと破局。
それからというのも、磯貝さんからしきりに連絡が来るようになったという。
それから徐々に相葉さんにストーカー紛れの行動をとるようになっていたという磯貝さん。
自宅付近を徘徊されたり、婚姻届を勝手に提出されそうになったりなど様々であった。警察に相談しても埒があかなかったのだという。
勝手に部屋にはいられたこともあり、今回送られてきた動画は完全に相葉さんの部屋の中であった。
相葉さんの許可を得て、彼の住むマンションの周辺を調査するスタッフ。
エントランス付近に妙なものを発見する。
瓶の中に糸で結ばれた写真。
その写真は2枚あり、どちらも三橋さんが写っており彼女の目に針が刺さっているという不気味なものであった。
これは一体呪いなのだろうか。
また、これは磯貝さんによるものなのだろうか。
感想
まぁそうなりますよね。
せっかく相葉さんと出会って付き合う予定だったのでしょうけど三橋さんの出演した舞台がきっかけで三橋さんを選んだ相葉さん…。
磯貝さんも悔しいと思いますがやってる事が異常です。
てか勝手に人の部屋に入るって不法侵入とかにならないんかな。
手招き
レベル : ★★☆☆☆
内容
投稿者が実家に帰省した際に、実家に住み着いた野良猫たちを撮影した映像。
暗い居間のような場所にたむろする猫を撮影していると、部屋の奥に青白い女性と思しき影がこちらへ手招きしている。
投稿者はこの女性の影に心当たりは全くなかったのだが、投稿者の親戚は心当たりがあるようで、その女性というのがヨシエさんというおばあさんである。
ヨシエさんは既に他界しているものの投稿者が幼い頃によく手招きをして遊んであげていたのだという。
そのことを投稿者に話すと、彼はヨシエさんのお墓参りをしたのだという。
感想
泣ける…。
はっきり言って何も知らない状態で見たらあの青白い影はちょっと不気味です。
ですがきっとこの世から去っても投稿者のことを思って出てきたのでしょうね。愛は強し。
(T ^ T)
祖父の病室
レベル : ★★★★☆
内容
20数年前、投稿者の祖父が心筋梗塞で倒れた際に入院している病室で撮影された映像。
画面左にいる親戚の背後から、血まみれの女性の影のようなものが彼に近づいている。
この映像に映る親戚に話を聞いたところ、この女性に心当たりがあるようで、女性はその親戚のことを付きまとっていたというのだが、女性はこの映像が撮影される少し前に飛び降り自殺をしてしまったのだという。
感想
なかなか恐怖度は高い映像だと思います。
目とか口から血が出ているように見えますが、エボラ出血熱かいな。
ただ、筆者的に20数年前の映像なのに対し映り込んだ女の影が最近つけたされたような合成感が否めずに、正直そこまで怖くはありませんでした。ただホラー耐性がない人にすればかなりパンチ力がある映像だと思います。
鍾乳洞の男
レベル : ★★★★☆
内容
とある鍾乳洞で撮影された映像。
カメラが鍾乳洞の上の吹き抜けのような空間を映したとき、その切り立った岩肌から男性とおぼしき顔がこちらを覗いていた。
この鍾乳洞ではかつて大学のサークルがこの鍾乳洞探検した時、1人が行方不明になり、遺体も見つからぬまま捜索が打ち切りになったと言う事故があったそうである。
感想
男の顔が小さく映りすぎててなかなか気づきませんでした。でもズームにしてみるとめちゃくちゃはっきり男の人の顔がわかります。何かを言ってるようにも見える。なんか夢に出てきそう。
ちなみにこの鍾乳洞は高知県香美市にある「龍河洞」という場所です。
日本3大鍾乳洞にも数えられるほど美しい鍾乳洞と知られています。
ちなみにこの龍河洞ではそのような事故が起こっていません。
おそらく岡山の地底湖行方不明事件をミックスさせたのかな。
終・静止する身体 後編
レベル : ★★★★☆
内容
三橋さんの自宅マンションから見つかった謎の瓶。
それは相葉さんの部屋からも、三橋さんの部屋からも同様の瓶が見つかった。
これを踏まえて、呪いのビデオ製作委員会は体調などに異変がないか相葉さんと三橋さんに聞く。
三橋さんは磯貝さんとのインタビューで語ってはいなかったが、その数日前に流産をしてしまったのだという。
呪いの瓶が関係しているかどうか、はっきりとわからないので2人にこれから注意することしかアドバイスができないスタッフ達。
スタッフは出張中の相葉さんの許可を得てマンションのエントランスと相葉さんの部屋の前に定点カメラを設置した。
そのカメラには、エントランスには映っていないのにもかかわらず相葉さんの部屋の前に姿を現した、黒い女が映っていた。またその女には影がなかった。
それからしばらくして相葉さんと連絡が全く取れなくなってしまった。
会社にかけて聞いてみると、1週間ほど病気の療養で休んでいるということであった。
しかし、その電話の後、相葉さんから1本の動画が送られてきた。
その動画には、自宅マンションから黒い影を見つけたのでカメラを回しながら追いかける相葉さんが。黒い影を見失うも、最終的にはその黒い影の女が相葉さんの前に現れ、驚いてカメラを落としてしまう。するとそのカメラに向かって覗き込むような黒い服を着た磯貝さんの哀れな姿があった。
果たして、その動画は本当に相葉さんが送ってきたものなのだろうか…。
感想
結局その女が磯貝さんなのか、相葉さんは生きているのか、有耶無耶になって終わってしまったような感じです。
最後の動画は人間の怖さみたいなのがあってゾッとします。
まあ、3巻に渡ってメインエピソードとして観てましたが、途中の展開はなかなか面白かったと思います。
でもなんか腑に落ちない終わり方しましたね…。
まとめ
今回は結構怖い映像が多かった気がします。
メインはもうちょっと面白いの期待してたので残念でしたが投稿映像が秀逸なもの多かったですね。
次は何巻見ようか、考えときます!