前回から続いて今作のメインエピソードは27です。
やはり27をおしてるところを見るとスタッフにロック好きがいるみたいですねぇ❓
では、行きましょう。
レベル : ★★★★☆
内容
投稿者は当時(2009年)、あまり普及していなかったドライブレコーダーを車に搭載していた。
ある日の夜、人気のない山道を走っていると右から女性が出てきて急ブレーキをかけたが誰もいなかったという。
その一部始終はドラレコも捉えており、片側1車線の山道を走る車の右側から女性の影が出てきてこちらを見て微笑んでいた。
感想
何がすごいって、投稿者も肉眼で見ていたしドラレコも捉えていたってことですよね。
この頃はドラレコがまだまだ普及してなかったんですね。文明とは凄い。
投稿者のやっちゃった感もいい具合に出てる。
最初女性の表情は笑っているというより、満更でもなさげな感じ(言うなれば含み笑い)だと思ったんですが、それってつまり笑っているってことか?ってなりました。
テューン
奇妙な客
レベル : ★★★★★
内容
韓国風料理店で飲み会をしている模様を撮影したビデオ。
カメラが左へ振られた時、左奥のテーブルにこの世の者とは思えない、正気のない女性がこちらを見ている。
更には左端の男性の背後に不気味に微笑む女性がこちらを覗くように映っていた。
その時には既に左奥のテーブルには誰もいないのだが…。
感想
あ、これはガチで怖いやつ。
久しぶりにリアルに不気味な映像が来たなぁと。
同じアングルで同時に2度も妙なのが映るってのはヤバすぎるし、表情もおっかない。
筆者的にはかなり怖い部類に入る映像だと思います。
植物園
レベル : ★★★☆☆
内容
差出人不明のビデオ。
とある植物園で撮影されたものと思われる。
投稿者たちが鉢などが置かれた台座を見て回るとき、台座の下に紅に染まった子どもと思しき顔がこちらを覗いていた。
感想
不気味っちゃあ不気味です。
差出人不明、投稿者がそれに気づかない、不明瞭な点が不気味さを促してます。
それより他の方のレビューで台座に置かれた売り物の蘭の鉢が高すぎる(23,000円)というとこで笑った。確かにエグい価格設定だわ…。
27 -Twenty Seven- 中編
レベル : ★★☆☆☆
内容
前回、自殺を遂げた柏木さんの第一発見者ということで身辺調査を行うスタッフ。
そして柏木さんの部屋にあの赤いマークがあった事が判明し、ますます謎は深まるばかりであった。
柏木さんの彼女である沢井さんという女性からはなんと、彼の投稿したビデオは毎年、20歳から送られてきているという映像であり、沢井さんも知っていた。
それは菊池のケースと酷似していた。
その後、沢井さんから柏木さんが映る映像が送られてきた。
彼がマジックを披露する映像なのだが、ノイズが走ると彼の顔が不自然に歪む(また微かにザ・リヴァーヴと言っているようにも聞こえる)。
そして菊池は誕生日を迎えた。
例のビデオも送付されていたが、内容は柏木さんとは異なり、何の心霊的な現象は起こっていない。
が、手紙が添えられており、それには
お前らだけ
忘れたとは言わせない
あいつと同じ歳になったら
終わり
と記されていた。
それから1週間ほど経ったある日、菊池は失踪してしまう…。
感想
急展開多すぎて頭こんがらがるわ!
柏木さんは投稿映像を自主映画の撮影中に紛れ込んだと嘘をついてましたが、なぜ嘘をついたのか。
手紙に記されている "あいつ" とは一体誰のことなのか。
菊池は遂に失踪してしまいましたが続きます。
祭
レベル : ★★☆☆☆
内容
投稿者が神社の祭りに行った際、出店を回っていた時に撮られた映像。
お札を書いてもらっている時、お札を書く男性の脇の下辺りから青白い顔が覗く。
感想
祭りって異世界のような感じがするし、霊的なお札とかも扱うので霊が寄ってくるのは理にかなっていると思います。千と千尋みたいなね。
顔は不気味ではあるもののイマイチ分かりづらいかなと。
シリーズ監視カメラ 女子寮
レベル : ★★★★☆
内容
とある女子寮のエレベーターにに設置された監視カメラの映像。
ふと、誰も乗っていないエレベーターの階数ボタンが押される。
すると薄らと女性の後ろ姿らしき影が現れ、8階に到着するとゆっくりと降りていく。
この女子寮では過去に飛び降り自殺があったというのだが…。
感想
日常に潜む系です。
普段からマンションのエレベーターを使っている身としてはゾクゾクしながら見ていました。
影が映るだけで特に怖いという感覚はないにしても不気味なので星4ということで。
お見合いビデオ
レベル : ★★★☆☆
内容
結婚相談所に勤める投稿者がマッチングの方法で、ある男性のプロフィール映像を撮影していた。
ふと画面にブロックノイズのようなものが現れ、男性の身体が奇妙に透けると、後ろに女性と思しき姿がある。
彼は数年前に妻と死別していた過去があるというが…。
感想
男性の「結婚っていうのは50:50でぇ〜」とか持論が聞けるので良いです笑。
投稿者はソレに気付いてしまいもう1テイク撮るようにするんだけど、その時の男性の「えっ?!」っていうような、すっとぼけた顔が面白いくて内容が入って来ませんでしたw
それより、死別した妻が恨んで出てきたっていう流れなんですが、結婚相手という最愛の人なら普通死んでも幸せになってほしいと願うはずです。
それを恨むというのは例え霊的なものであってもあまり良い気はしないんですよね。
それよりも男性の左側の境界がぼやけてて合成感が凄いですがどうなんでしょうか。
続・27 -Twenty Seven- 中編
レベル : ★★☆☆☆
内容
失踪した菊池の身辺を辿るスタッフ。
同棲していた彼女の家にあった菊池のメモ帳には柏木さん宅周辺に貼ってあったキのような記号が乱雑に書かれていた。
また、製作会社の沢田という人物から菊池が失踪する前に、物置(投稿映像テープが厳重に保管されてあるスペース)の鍵を貸して欲しいという連絡があったのだという。
本来ならディレクターである児玉の許可無しに鍵は貸せないきまりになっているが菊池は嘘をつき、許可は取ってあると説明し沢田から鍵を借りたという。
物置を確認すると今回の一連のビデオテープが全て持ち出されていることが判明する。
さらに監視カメラの映像には挙動不審な菊池が身体についた虫を払うような動作をしながら、靴下と上着を脱いでビデオを持ち出すシーンが記録されていた。
そこには菊池以外の女性と思しき影も記録されていた。
その後、懇意にしている興信所から柏木さんの調査結果が出る。
彼は6才の頃、とある山間部の観光地で誘拐事件に巻き込まれていた事が判明。柏木さんを含め3人の子どもが巻き込まれたが直ぐに保護されたという。
犯人は爪で身体や首を引っ掻き、自殺したという。
また、柏木さん以外の被害者に北川宣秀という子どもの名前があった。
菊池宣秀に酷似した名前のため、菊池の両親に話を聞くと、彼が誘拐事件に遭っていた事は事実で、当時は北川姓であった。
菊池と柏木さんは精神医学的にショッキングな出来事を記憶の奥底に隠すという精神状態にあり、互いを覚えていなかった可能性が高い。
また、被害者のうち最後の1人が現在消息不明という事も判明する。
事件の犯人は27歳で自殺している。
もしかしたら、菊池、柏木さん以外のもう1人が犯人と同じ歳になると死ぬという手紙とビデオテープを送りつけて来たのではないかと推論する。
スタッフは誘拐事件があった山荘に出向く–––。
感想
27歳で死ぬ
というテロップが完全にロックスターです。
The Doorsのジムモリソンやジミヘンなど著名なロックミュージシャンが27歳で不慮の死を遂げてしまう有名な話です。
さて、過去の誘拐事件にまで発展していますがどオナっちゃうのー?!?!
続きます。
あと、今回唯一使える画像がなかった。
草々。