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呪いのビデオシリーズのレビュー・考察など

呪いのビデオ Part 61 レビュー【肛門フェチの霊】

今回はPart 61のレビューです。

本当によく分からない順番での投稿で申し訳あんまない。

 

ではいきましょう。

 

 

野鳥観察

レベル : ★★★☆☆

内容

大学の課題研究でとある森を訪れたカップル。

夜に鳥の鳴き声を録音するため集音マイクを使ってうろちょろする彼女。

すると野鳥とは違った音が聴こえてくると指摘。

その瞬間彼女の背後から首だけの男性の顔と思しきものが此方へ向かってくる。

この森の近くの駅は人身事故の名所である、という。

感想

掴みとしてはあまりにも衝撃度の高い映像。

恐怖耐性があっても、向かってくる系が苦手な人は初っ端からHPすり減るくらいには怖いかと。

でもね、不気味さが足りなくてこれくらいでは物足りないと思ってしまう僕自身が怖いですよ。もっと前なら素直に怖いと思ったんだろうけど。。。

 

うーむ… 効果なし!w

 

 

終焉

レベル : ★★★☆☆

内容

演劇の稽古風景を撮った映像。

2人の男性と1人の女性が稽古場の鏡の前で練習をしている。

すると1人の男性の背後から髪の伸びた女がやってくる。しかしそれは鏡の中だけでありその場にはいない。

すると男性は突然倒れてしまう。しかし鏡の中では男性は立ったままの状態。

するとカメラのピントがぼやけ、鏡の中には目の前の風景がただ反射していた。

男性は救急車で運ばれたが死亡してしまったらしい。

また、男性は数週間前にバイク事故に遭っていたが擦り傷程度で済んだらしい。

投稿者は映画「ファイナルデスティネーション」のように、結局は死ぬ運命にあったのではと沈んだ。

感想

41巻の『クラシックバレエ』に似てるかなと。

不気味さは結構ある映像かな〜とは思う。

というかモザイクはかかってるけどファイナルデスティネーションのポスターが出てくるシーン、もろ分かっちゃう感じで笑った。

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どうでもいいけど女の霊が止まった位置、女の手が男性の肛門付近を触れてる感じで良かったです。笑

 

 

人形ノ家 前編

レベル : ★★☆☆☆

内容

スタッフ・森澤透馬の友人である大澤さんという女性が妙な事が起こったというので相談しに来た。

曰く、友人の旦那にあたる荻谷さんという人が駅のホームから飛び込み、重篤な状態であるらしい。

大澤さんの友人は荻谷さんが飛び込む前に留守電があったといい、その留守電の中に不可解な女の笑い声が入っているのだという。

また、大澤さん曰く、荻谷さんは飛び込む前からどこかの家で髪の長い女が、着物を着せられた人形をあやす様に抱いているという奇妙な夢を何回も見ており、睡眠不足に陥っていることや、荻谷さんはバツイチで、前妻とは今の妻との不倫がきっかけで離婚していることなどを話した。

荻谷さんの前妻・岡林さんにコンタクトを取ると、事故は把握しているが養育費などで揉めているとのことであり最後にオシラサマに祟られたんじゃないですか?!」と言い放つ。

オシラサマとは東北地方に伝わる主に養蚕業や農業を営む家に祀られる神様で、御神体が桑の木で作った棒に布を巻いて、服を着せるような形にして、人形のようにして、それを神棚に祭るという。

オシラサマの祭日にあたる日のことを『命日』と言い、その日には神棚から御神体を下ろし、着物を新しいものに着せ替えたり、女の子に背負わせてゆすって遊ばせるという風習を行っている地域があるらしい。

それは奇しくも荻谷さんの夢と類似していた。

また荻谷さんの同僚・岩松さんは彼と地方に出張へ行った際に、荻谷さんが街へ繰り出し、見知らぬ女性の家で飲んだ、女性は足の悪くびっこを引いていたそうで、その女性の家はぬいぐるみや人形が置かれており、女性が着物を着せた人形に、あやすような口調で話しかけていたことが、気持ち悪かったと萩谷さんは岩松さんに語ったという。

また荻谷さんの前妻である岡林さんは岩手出身であることも分かった。

大澤さんから預かったSDカードに入っている留守電には駅のホームの音、飛び込んだ後の電車の汽笛音が鳴り響く中で女のけたたましい笑い声が収録されていた。

スタッフは荻谷さんが例の女性と会った街へ行ってみることにする。〈後編へつづく〉

感想

東北生まれ東北育ちですが、そんな慣しがあったとは。

音声のみですが、アメリカの不気味な人形のCMを彷彿とさせるものです。なんかチープなけたけたした笑い声というか…。あんまり怖いとは思わない。

続きます。

蝋人形の館

蝋人形の館

 

 

露天風呂

レベル : ★★☆☆☆

内容

投稿者が友人と貸し切りの露天風呂に入った際に撮影された映像。

内湯から外湯へと移動すると隣の女性側の風呂場の電気が明滅する。

すると、温泉から立ち上る湯煙の中に苦悶の表情を浮かべた顔が一瞬映り込む。

この温泉の近くにある小鳥池という池ではかつて母子が溺死するという事故があり、以来心霊スポットとして知られているのだという。

感想

温泉いいなぁ。

映像は一瞬すぎて何のことだかわかりづらい。

「小鳥池」で調べてみたら長野県の戸隠に「小鳥ヶ池」という池があるみたいですが、心霊スポットというより名所というニュアンスの方が強いスポットです。

 

 

シリーズ監視カメラ コインロッカー

レベル : ★★★☆☆

内容

とあるコインロッカーに設置された監視カメラ映像。

一際大きな鞄を抱えた女性が入ってくるとソレをロッカーに入れ、さらにはソレをナイフのようなもので何度も突き刺している。

すると女性の後ろから赤ん坊のような影が現れるのだが…。

感想

問題の赤ん坊(?)のシーンは微妙ですがロッカーに入れた鞄を小型のナイフで突き刺すシーンは中身が何であれ常軌を逸してますよ。

これにはコインロッカー入り口にいる女性も唖然。

このシーンはリアルでなんとも言えない恐怖感はあります。

 

 

BBQ

レベル : ★★☆☆☆

内容

投稿者が友人たちとバーベキューに行った際の映像。

途中友人の女性と買い出しに向かうとき、首吊りロープのようなものが木からぶら下がっていることに気付く。

しかもその森の一帯は無数の首吊りロープが下げられていた。

近隣住民によるとロープは何者かが意図的につけているらしく先日も新しいロープがつけられたらしい。

問題のシーンは彼女がロープに触ろうとしている時、木の幹が人の顔のように変化し何かを訴えているかのように口を動かしていた。

感想

無数のロープは夜中に出会したら失神するほど狂気を感じるというか。こいつらよく平気で触ろうと出来るなぁと。

問題のシーンは合成感丸出しで怖くない。



入学式

レベル : ★★★☆☆

内容

投稿者の息子の小学校の入学式のあと、自宅の軒先でランドセルを背負う息子の晴れ姿を収めていた。

そんな中に半透明の少女の影が2回現れて消える。

投稿者の住む自宅近くの裏山では数年前に台風による土砂崩れによって小さい子供を含む四人家族が生き埋めになり絶命したという事故があったという。

感想

もの悲しげな少女が雰囲気出てます。

土砂崩れによって小学校入学前に亡くなった少女が投稿者の息子の晴れ姿を羨むように出てきた、というストーリーが想像できるのも実にいいです。

 

 

人形ノ家 後編

レベル : ★★★☆☆

内容

スタッフはその荻谷さんが女性と会った、出張先を訪れた。

彼らの足取りを辿るべく植物調査の山林を訪れるも手掛かりは得られない。

次に市街地のホテル周辺で書き込みを行う。

その過程で町のホステスに詳しい経営者・津川さんに取材ができた。

津川さんは足の悪い女性に心当たりがあるといい、その女性は去年に亡くなっているという。

女性は貝守順子さんといい、青森の農家出身であった。

彼女はホステスの仕事に応募してきて、津川さんは雇う事にしたという。

貝守さんは幼い頃、父が浮気をし離婚すると父からの虐待がエスカレートし、貝守さんは或る日線路に落とされ怪我を負ってしまう。

そのせいで足を悪くしてしまい、学校でも虐められたこともあったらしい。

或る日、貝守さんは無断欠勤を続け、連絡が取れなくなる。

後日、津川さんに貝守さんから連絡が入るが、どうやら恋人からDVを受けて怪我を負ったとのことで、恋人の借金も背負わされていた。

そしてDVの影響で子供を流産してしまう。

貝守さんは身体に傷があり再びホステスとして雇うことは無理であった。

それから貝守さんは繁華街で売春紛いのことをしてお金を稼いでいたというが…。

最終的に彼女はホームレスになってしまい、その間も妊娠して子供を産んだという。

彼女は昨年、ねぐらにしていた山林の廃屋で餓死していたところを発見された。

しかもその廃屋が植物調査の山林と程近い場所にあると知り、行ってみることにするスタッフ。

山林調査の際、萩谷さんと同じグループで廃墟を見つけたと語る有田さんという人物を知る。

仕事で使っていたビデオカメラで撮影しながら、萩谷さんと供に廃墟に入ってみたという。

廃墟内を探索していると、萩谷さんの姿が見えなくなり、探していると奥の部屋で立ち尽くしている萩谷さんを発見。

萩谷さんはある戸棚の前にいたが、そこには何体かの人形が置かれていたという。

後日、その映像をもらう事になり廃屋を探索するスタッフだったが…。

感想

ちょっと面倒になってきたので端折りました。

男に振り回された壮絶な人生を送った貝守順子なる人物が地元・青森で信仰されていたオシラサマのような人形に子供の霊を宿していた、という感じで、荻谷さんは女癖が悪かったのが彼女の呪いの対象になってしまった、と。

 

あと、荻谷さんらの出張先、スタッフがロケを行った街は茨城県高萩市近郊だと判明しました。


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途中で出てきた外国人ホステスのくだりが面白すぎてダメでした。笑

あと、菊池が有田さんに電話した時に荻谷さんのこと古谷さんって呼んでてピー音がついてなかったんですよね。これミスですよ。

有田さん提供の映像は不気味だけど怖い、とはまた違うかなぁ。

 

詳しいことは、見てみてくださいっつう事で…。

 

 

まとめ

個人的に菊池時代のメインエピソードはツメが甘いと感じます。

前の邪心だって最後はごちゃごちゃで終わったし。

『蛭子』は面白かったけど、他は、、、

岩澤がめちゃくちゃ良かっただけに後釜ってのはやはりプレッシャーも関係してくるのかなぁと。

もうね、プロットミスオンパレードっすよ。

 

また次回!

 

草々。